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(c)課題
パイロットや評価者から得られたコメントから、以下のような課題が挙がってきている。
・現在の機上機器の価格は7000〜8000ドル(Provost氏の説明によると、約9500ドル)であるが、2500から3500ドル程度にしなければ、小型のGAに対して装備するのは難しい。(Prevost氏は将来的に4500〜5000ドル程度になると予測)
・ディスプレイは重量、消費電力、スペース、コストの面から、平面パネル型ディスプレイを採用する必要がある。
・タッチスクリーンまたは回転ノブによるコントロールを導入すべきである。
・タービュランス状況下での操作性、太陽光反射の問題、モニタの見やすさから、端末をコックピット中央にもってくるべきである。
・モードSのカバレージ外でのサービスについて考える必要がある。(ADS−B等の導入)
・管制通信機能の導入についても考える必要がある。
・気象情報についてはもう少しリアルタイム性が必要である。
・TISの警告音は、飛行している時にはその他の音声のために聞こえにくい。警告の方法について改善する必要がある。
・TISの画面スケールも変更できるとよい。
・地形データが画面に表示されたほうがよい。
・カーソル操作のレスポンスがやや遅いので、改善を要する。

 

(2)アトランタ短距離輸送システム(ASTS)
1996年7月〜8月のアトランタオリンピック開催期間中、FAAが中心となって、衛星航法、UHPデータリンクを利用した、ヘリコプターに対する運航管理、飛行情報提供、騒音監視等のデモンストレーションを実施した。これらの実施概要についてはHelicopter Associahon International(HAI)やGerogia Tech Research Institute(GTRI)のHomepage http://www.rotor.com/bulletin/astsfct2.htmおよびhttp://www.gtri.gatech.edu/res−news/FAA.htmlにおいて入手可能であるが、詳細について調査するために、アトランタ短距離輸送システム(ASTS)のデモンストレーションに参加したジョージア工科大学の非営利研究機関であるGeorgia Tech Research Institute(ジョージア州アトランタの郊外Smyma)のStancil氏、Eckert氏、およびMichelson氏に対して、96年11月14日にヒアリングを行った。その結果を以下に示す。

 

 

 

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